こんにちは
ざいさる(@xyinvestor_free)です
先日、SBI証券が「S株(単元未満株)の買付手数料を無料化」を発表しました
同じSBI系列のSBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)も
同様の低価格単元未満株サービスを行っています
あれ?カブってない??
と思った次第で、どちらがおトクか検証してみました
先に結論です
月々少額の長期積立を前提として
年間売却金額が43000円以下ならSBI証券がおトクです。
【2022年9月29日追記】
SBI証券とSBIネオモバイル証券の経営統合が発表されました
詳細は以下のリンクをご覧ください
SBI証券のS株サービスとは?
SBI証券の単元未満株サービスをS株と言います
このサービスにより、1株から株式の購入が可能になりました
1株から購入できるので素晴らしい制度なのですが、
そんな中SBI証券が、2022年7月4日約定分から
S株の買付手数料を無料化しました
それまでは、キャンペーンとしてS株買付手数料を
キャッシュバックで”実質”無料としていました
このキャンペーンが常設化したカタチですね
通常では100株からの購入のため、最低購入金額が非常に高額でした
UNIQLOを運営するファーストリテイリングならば、
株価が80210円(2022年7月現在)なので最低購入金額が、
80210円 × 100株 = 802万円です
高い!高すぎる!!
これでは、私の様な一般庶民は到底買えません!
このハードルの高さが日本で投資が浸透しない大きな要因のひとつです
この単元未満株サービスが各社に浸透し、購入単元の引下げに繋がって欲しいですね
ネオモバとは?
ネオモバとは、SBI証券とTポイントを運営するCCCマーケティングが共同出資している証券会社です
1株からの取引が可能で、1ヶ月の約定代金でサービス利用料が決定します
月額の約定代金が50万円以下の場合、サービス利用料が220円(税込)です
Tポイントと連携させると200円分のTポイントバックがあります
このTポイントは、ネオモバでの株式の買付代金に充てることができます
つまり、
月額の約定代金が50万円以下の場合、サービス利用料は実質20円です
安いね!!!
ネオモバを用いた自分年金についてこちらの記事で詳しく紹介しています
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【庶民の投資】SBIネオモバイル証券で自分年金作り
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SBIのS株とネオモバを比較してみた
SBIのS株とネオモバ、単元未満株の低価格サービス
同じSBI系列でカブってるやん!!!
ということで、比較してみました
前提条件です
- 株式の長期保有を想定
- 月50万円以下の単元未満株の買付
- ネオモバTポイントを再投資に利用
そのため、
毎月100万円買おうかしら。おほほ。
なんて富裕層はどうぞお帰りください
あくまでも、一般庶民のための投資です
現物で単元株を買いたいならば、
1日の約定代金が50万円以下なら手数料無料の松井証券がオススメです
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証券口座複数所有のメリットを解説|オススメの組み合わせも紹介
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検証結果
それでは、売却手数料を年換算してみましょう
ネオモバの年間実質手数料は240円
S株で年間240円の手数料になる売却金額は、約43000円
つまり、年間売却金額が
43000円以下なら、S株
44000円以上なら、ネオモバ
がおトクだと今回の条件ならばいえます
ここで注意点
S株の最低手数料は55円(税込)です
そのため、年間5回売却した時点でS株の負けになります
個人的には、
- 売却回数に制限がない
- 売却するのはある程度価格上昇したからと想定される
以上の理由より、ネオモバが有利と考えます
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まとめ
月数万円程度の単元未満株の積み立てならば、年間売却金額が、
43000円以下なら、S株
44000円以上なら、ネオモバ
がおトクだといえます
しかし、各社単元未満株のサービスが充実してくると
購入単元の引下げに繋がる可能性もあります
”貯蓄から投資へ”の流れを加速させたいならば、
こういった所から改善して欲しいところですね
ざいさる☆
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